第65条第1項第5号:Group2 ClassAの設備であって設置場所で試験するもの

第65条第1項5号

Group 2の設備であって、工業用電力系統(3相電源)の施設で使用され、設置場所において試験を行うもの
EUTが設置されている建築物の外壁から100mの距離における磁界強度の最大許容値

周波数帯 準尖頭値の最大許容値
10 kHz以上150 kHz以下 -11.5dBμA/m
150 kHzを超え 490 kHz未満 23.5dBμA/m
490 kHz以上 1705 kHz以下 13.5dBμA/m
1705 kHzを超え 2194 kHz未満 18.5dBμA/m
2194 kHz以上 3950 kHz未満 13.5dBμA/m
3950 kHz以上 20 MHz未満 -1.5dBμA/m
20 MHz以上 30 MHz以下 -11.5dBμA/m

 

当該設備が設置されている建築物の外壁から100mの距離における電界強度の最大許容値

周波数帯 準尖頭値の最大許容値
30 MHzを超え47 MHz未満 48dBμV/m
47 MHz以上68 MHz以下 30dBμV/m
68 MHzを超え80.872 MHz以下 43dBμV/m
80.872 MHzを超え81.848 MHz未満 58dBμV/m
81.848 MHz以上87 MHz未満 43dBμV/m
87 MHz以上134.786 MHz以下 40dBμV/m
134.786 MHzを超え136.414 MHz未満 50dBμV/m
136.414 MHz以上156 MHz以下 40dBμV/m
156 MHzを超え174 MHz未満 54dBμV/m
174 MHz以上188.7 MHz以下 30dBμV/m
188.7 MHzを超え190.979MHz未満 40dBμV/m
190.979MHz以上230 MHz以下 30dBμV/m
230 MHzを超え400 MHz以下 40dBμV/m
400 MHzを超え470 MHz未満 43dBμV/m
470 MHz以上1 GHz以下 40dBμV/m

 

測定距離と測定データの取り方

測定距離:当該設備が設置されている建築物の外壁と当該設備の設置者の占有に属する区域の境界との間の最も近い距離を2.5 (1MHz以上の周波数にあっては4.5) で除した距離に、30mを加えた距離が100m以上ある場合は100mの距離で測定する。
当該設備が設置されている建築物の外壁と当該設備の設置者の占有に属する区域の境界との間の最も近い距離を2.5 (1MHz以上の周波数にあっては4.5) で除した距離に、30mを加えた距離が100mに満たないときは、その距離で測定する。
当該設備が設置されている建築物の外壁と当該設備の設置者の占有に属する区域の境界との間の最も近い距離を2.5 (1MHz以上の周波数にあっては4.5) で除した距離に30mを加えた距離が当該設備の設置者の占有に属する区域の境界を超えるときは、当該設備が設置されている建築物の外壁と当該設備の設置者の占有に属する区域の境界との間の最も近い距離又は30mのいずれか長い距離で測定する。

測定データ:測定データの規格値は100mの限度値を使用する。(距離補正しない)測定データも距離補正しないが外壁から何mの距離で測ったデータかを試験成績書に明記する。

2016/08/09 関東総合通信局に確認済
(Note) Group 2の設備で設置場所での試験の場合、無線設備規則第65条第1項第5号のほかに総務省告示第207号(平成27年6月11日)の確認が必要です。

 

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