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EMC設計・対策(大型装置の場合)

フィルタリング(ノイズフィルタ等の設置)

(1) メインブレーカ2次側近くにノイズフィルタ等を設置すること。

特に、インバーター、サーボ使用機器は インバーター・サーボ用ノイズフィルタをメインブレーカ2次側近くに設置する。

制御盤内

(2) インバーター、サーボの1次側(インバーター等近く)にフィルタ等を設置する。

対応インバーター等はフィルタと一緒に設計して対応している場合があるので注意が必要です。部品メーカーのカタログをよく読むこと。

上記(1)(2)両方実施すること。理由は(2)インバーターのEMC規格は、産業機械のEMC規格よりゆるいため、(2)のみだと産業機械の限度値を満足しない場合がよくあります。したがって産業機械の規格を満足させるためには(1)も必要になります。

【参考】
フィルターの1次側と2次側とはしっかり分離させ、交差等しないこと
なお配線で、フィルターの1次側と2次側とはしっかり分離させ、交差等しないことです。

EMC対策部品 : シャフナーTDKTDKラムダ

シールディング

(1) ノイズを多く含むインバーター等の交流ケーブルはシールドし、両端をおとすこと。(インバーター側、モーター側とも)

(2) 制御盤の扉はフィンガー等を使い、シールドすること。数cmのフィンガーを約10cm間隔でもOKです。(インバーター使用時は特に)

制御盤の扉を開けたところ

制御盤の扉を開けたところ

(3) ノイズを多く含むインバーター等の交流入出力ケーブルの制御盤からでるところは、ケーブルシールドと制御盤金属板をクランプでしっかりグランドにおとすこと。(モーター側も同様が望ましい。)

制御盤内

(4) 装置間のケーブルはメタルコンジットが望ましい。

 

電線配線

(1) 電源AC/DCと、信号線は、分離してはなして配線する

(2) ノイズフィルターの1次側と2次側とはしっかり分離させ、交差等させないこと。

悪い例
電線配線-悪い例-

良い例
電線配線-良い例-
1次側と2次側とはしっかり分離させ、交差等させない

その他

(1) 対策部品

ジッパーチューブ(ケーブルをシールドする)
リングコア
(フィルタリングの役目、低域数百kHz-数十MHzに効果)
フェライトコア(数MHZ以上300MHzまでに効果)

(2) 参考文献

『EMC入門講座』 電波新聞社 
著者SGSアールエフ・テクノロジー池上 他

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